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山口和男先生 お別れの会(報告)

山口和男先生 お別れの会 報告

 202231214時より山口和男先生を偲び、お別れの会が八王子キャンパス生協食堂にて執り行われました。山口先生はがん治療半ばで202142日に急逝されましたが、当時は新型感染症による自粛要請期間であったため学校関係者も親交者もご遺族にお悔やみを伝える場を逸してしまったことから、この度の会は学内外の関係者による追悼の場として、化学系学科教員および化学系同窓会が発起人となり共同で開催されました。ご遺族である山口先生の奥様とご長女(8歳)、山口先生とゆかりのあった卒業生、化学系同窓会関係者、教職員、在校生の計82名にご参集いただきました。

 会は阿相英孝教授(応用化学科)の進行の下、小林元康教授(応用化学科長)による開会の辞の後、全員で黙祷を捧げました。小林教授が山口先生の略歴と主な研究内容、学内での貢献を紹介した後、釜谷美則准教授(応用化学科)、小川達也氏(卒業生)、志村豊氏(化学系同窓会会長)、南雲紳史教授(生命化学科)、大西孝博氏(卒業生)、義岡勇人氏(卒業生)、塩本昌平氏(卒業生)の順にそれぞれ山口先生との想い出やエピソード、お人柄を語っていただくとともに、追悼の言葉をいただきました。また、山口先生が長年支援されていた学生活動である「みつばちプロジェクト」について酒匂拓海君(大学院生)および大野修准教授(生命化学科)からご紹介いただきました。故山口和男先生遺児育英基金について矢ケ﨑隆義氏(化学系同窓会副会長)より基金発足の経緯と経過報告があり、ご遺族に基金の目録と花束が手渡されました。最後に奥様より御礼の言葉を頂戴し、全員の記念撮影を行いました。感染蔓延防止対策のため飲食物の提供は全くできなかったこともあり、会自体は1時間半ほどで閉会いたしました。閉会後も卒業生の多くが会場に残り、遺族へのご挨拶や久しぶりの再会に交友を深めるとともに、会場に展示されていた想い出の写真類やみつばちプロジェクトの成果などを見学しながら山口先生と共に過ごした時間を懐かしみ、お別れ会としてふさわしい場となりました。また、卒業生の方には本学ロゴ入りゴーフレット菓子をお持ち帰りいただきました。

 会を運営するにあたり多くの教職員、学生諸氏に協力いただきました。また、育英基金の最終的な総額や寄付者数などについては、化学系同窓会にて後日皆様にお伝えする予定ですが、大変多くの方々から温かい支援を頂きました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

発起人一同

 

 

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